掃除機の買い替え、コードレスのスティック型クリーナーにするつもりが、結局昔からあるキャニスター型にした我が家の理由。
(2022-1-20 更新)
掃除機が壊れた…!
記録的な猛暑の続いていた夏、突然掃除機が動かなくなりました。掃除機って前触れなく壊れますよね…。
調べてみると、14年前に購入したものでした。家電としては、長持ちしたほうになるのかな。
とはいえ、壊れたそのときに使ってたのはわたしではなく、旦那。どういう経緯で動かなくなったのか、聞き取ります。なんかおかしな使いかた、したんじゃないの?
「いや? ずっと強モードでかけていただけ」
なんと、旦那は日中の暑さのなか、20分以上も強モードで酷使していたそうです。いや、じゃないよ、そりゃモーター焼き切れるわ…!
「14年前の掃除機でしょ? 寿命だよ、寿命~」
と開き直っていましたが、ちょっと後ろめたかったのか、そそくさと実家のサブ掃除機を借りてきてくれました。とりあえず、しばらくはこの掃除機でのりきれそうです。
買い替え、その前に
そうなると早速、買い替え機種の検討です。
最初に白状します。掃除機が壊れたとき「これでスティック型が買える!」と思ったことを…!
ダイソン・マキタをはじめとして、近年主流になりつつあるコードレスのスティック型クリーナー。昔と比べて吸引パワーも強化され、軽量・コンパクトな機種も多くなってきたといいます。
片手でスイスイ、楽々お掃除。収納にも困らず、出して置いていてもおしゃれなデザイン。ヨシ、買うぞ~!
…と、すでに購入する気満々でしたが、その前に我が家の生活環境・使いかたなどを。
生活環境
- 旦那とふたり暮らし
- マンション住み
- キッチン・洗面所・トイレ以外の部屋はじゅうたん敷き
- 掃除は週に1~2回、休みの日に一気に念入りタイプ
重視する機能
家電の買い替えにあたっては、いつもわたしが自由に決めていい我が家。ですが掃除機は綺麗好きの旦那もよく使うため、参考までに重視する機能を聞いてみました。
「当然、吸引力でしょう!」
…だよね。強モードでかけてるもんね。聞くまでもなかったわ。
ちなみにわたしは
「使い勝手、お手入れ楽チン」
です。ずぼらな性格なので、とにかくめんどうなのがイヤ!
いままで使っていた掃除機タイプ
- キャニスター型(昔からある掃除機の形)
- 紙パック式
- 吸込仕事率610~80W
- パワーブラシ
じゅうたんの部屋がメインのため、吸い込むパワーと回転するブラシを重視。そしてお手入れが気にならない紙パック式。
せっかく買い替えるなら、いままでのものより使い勝手良くしたいですよね。
キャニスター型か? それともスティック型?
大きく分けて、まずは外側の形から考えます。
キャニスター型の特長
良いところ
- 吸込仕事率が高い(吸引力がある)
- 電源コードなので、時間を気にせず使える
- 比較的お手頃な値段
弱点
- 本体とホース、電源コードなどの取り回しが面倒
- 収納に場所を取る
いまさらですが、キャニスター型は使い勝手がやや厄介。我が家はマンションだけど、階段のある家などは気をつかいますね。
スティック型の特長
良いところ
- コードレスで使いやすい
- 置き場所に困らず、手軽に取り出しやすい
弱点
- キャニスター型にくらべて吸引力が弱い
- 充電式なので、あまり長時間は使えない
- 比較的高価な値段
強化されたといえども、吸込仕事率はキャニスター型には劣ります。そしてパワーを重視すると本体も重さが必要。お値段も比例して高額に。
また休日にがっつり掃除派の我が家、やはり運転時間は気にせずに使いたい。
そうなるとスティック型クリーナーは、どちらかというとフローリング中心・階段などの段差のある家、こまめにお掃除派のかた向けなんでしょうね。
紙パック式か? それともサイクロン式?
次に中身の話、ごみの集めかたの違いです。
紙パック式の特長
良いところ
- お手入れいらず
- 紙パックごと捨てるので手軽
弱点
- 紙パック購入の維持費がかかる
- ゴミがたまると吸引力が落ちる
サイクロン式の特長
良いところ
- 紙パックがいらない
- 排気がきれいめ
弱点
- 定期的にお手入れが必要
- こまめにゴミ捨てをしなければならない
遠心力で空気とゴミを分離するサイクロン式。スティック型のクリーナーでは多くがこの形式です。
紙パックの維持費・排気のにおいが気にならないかわりに、フィルターなどのメンテナンスは必要。お金をとるか、手間をとるか…!
検討結果、買い替えたのは…
- キャニスター型
- 紙パック式
- 吸込仕事率620~100W
- モーター駆動方式の回転ブラシ
あれだけスティック型買う気満々だったのに、まさかの現状維持です!
やはりじゅうたん敷き・念入り掃除派の我が家に、スティック型はパワー的にも時間的にも心許なかった。そしてずぼらなわたしに、サイクロン式のこまめなメンテナンスは無理!(キッパリ)
残念ながら「いまの我が家にはあわなかった」ということですね。
とはいえ今回調べてみて、スティック型の進化と手軽さをあらためて見直しました。次に買い替えるときには、もっと性能が良くなっていることでしょう。
そのときには買っちゃおうかな。ウチも生活環境変わっているかもしれないし!(でも、ずぼらな性格はずっと変わらないと思うけどね…)
スティック型を試してみたいかたは
それでもやっぱりスティック型が気になる!というかたは、レンタルサービスで試してみるのもいいかもしれません。
こちらはコードレスタイプの掃除機のほか、ロボットクリーナーの取り扱いもあるのがうれしいですね。
サービス対象地域が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県とかぎられていますが、気になるかたはぜひお試しを。